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関西テイク株式会社の更新担当の中西です。
~土に第二の命を🌱~
建設現場で生まれる「残土(ざんど)」――それは単なる“いらない土”ではありません。
私たち残土処理業は、その土を安全・適正に扱い、再び社会に還す役割を担っています。
今回は、残土処理がどのように社会と環境を支えているのか、その仕組みを深掘りしてみましょう🪣✨
「残土」とは、建設現場や造成地で発生する掘削土のうち、再利用されずに余剰となった土のことを指します。
具体的には、以下のようなケースで発生します👇
建物基礎や地下室を掘削した際に出た土
道路・トンネル工事などで発生した余剰土
宅地造成で切土・盛土のバランスが崩れた際の残余
一見ただの土ですが、実は水分量・粒度・性質・混入物などがさまざまで、
「再利用できる土」か「処理が必要な土」かの見極めが重要となります。
1️⃣ 収集・運搬
現場で発生した残土をダンプやトラックで回収します。
飛散・流出防止のため、積み込み時にはブルーシートなどで養生することが基本です。
2️⃣ 受け入れ・検査
処理場に持ち込まれた土は、粒径・含水比・異物混入の有無を確認します。
建設廃材(コンクリート片、アスファルト、木材など)が混ざっている場合は分別が必要です。
3️⃣ 処理・再利用
再利用可能な土は埋戻し・造成用材として再資源化。
不適合土や汚染が疑われる土は、専門処理施設で適正処理を行います。
私たちの業界は、道路・住宅・公共施設など、すべての建設の裏側を支える存在です。
もし残土が適切に処理されなければ――
🚫 不法投棄による地盤汚染
🚫 河川・水路への流出による環境被害
🚫 近隣住民とのトラブルや悪臭問題
といった深刻な影響が生じます。
そのため、残土処理業は“環境インフラの守護者”とも言えます。
私たちは、土を扱う=地域の未来を守るという使命感で日々の業務に取り組んでいます。
残土処理は、「建設の終わり」ではなく「循環の始まり」。
安全・適正に処理することで、資源として再び社会に還元されます。
地中から生まれた土が、また新しい街や道路を支える――
それこそが、私たちの仕事の誇りです🌏✨